温泉水を飲むことのメリット、ミネラルウォーター、水道水との違い

皆さんが普段口にする「水」ですが、自在館に湯治に来られる方には水の代わりに温泉水を飲むことをお勧めしています。温泉水は、通常の水道水や販売されている多くの飲料水を比べてメリットがたくさんあります。もちろん、自然湧出の温泉である以上、デメリットも少しあります。

水分補給は健康づくりの基本

人間の体は、活動するために取り込んだ栄養素をエネルギーに変えます。その際に副産物をして老廃物が生成されるわけですが、老廃物が正常に排出されないと体は疲れを感じ、活動しにくい状態になります。老廃物が溜まってしまう要因は様々ありますが、日常生活で簡単に取り組めるか方法が、「しっかりと水分を補給すること」。水分補給が不十分だと、血液がドロドロになり、老廃物が排出されずらくなるばかりか、せっかく摂取した栄養素も細胞の隅々まで行き渡りづらくなります。結果的に体の不調は連鎖的に進んでしまうのです。

お水にも色々ある

水分補給といっても、様々な選択肢があります。水、お茶、スポーツドリンク、あるいはゼリータイプのもの。それぞれ場面や用途によって使い分けが大切ですし、趣向の品として楽しみ方も様々です。どれが良い悪いということはありません。自在館では、静養を目的とした湯治の方が沢山お越しになりますので、温泉水を飲むことをお勧めしています。

栃尾又ラジウム温泉は「軟水」と「中程度の硬水」の境目くらい

軟水と硬水、どちらがいいという訳ではなく、これらもメリットデメリット、あとは体質的に合う合わないがあります。軟水、硬水の特性は下記の皆さんご存知ウォーターサーバーメーカーの「アクアクララ」さんのHPを是非ご覧ください。とっても分かりやすいです↓

https://www.aquaclara.co.jp/lifehack/knowledge/difference/

栃尾又ラジウム温泉は、温泉分析表の数値上では「軟水」と「中程度の硬水」の間を行ったり来たりしています。測る時期によっても変わるのは、自然からの贈り物なので当然のことです。だいたい、こんなもんだ。程度に思ってください。ちなみに放射線を発するラドンの含有量も年によってかなり前後します。これは、ラドンは気体なので、計測するのがとても難しいということがありますが、やはり、地球は生きているので、人間と同じで多い時もあれば少ない時もある。そういうことだと思うのです。

デトックスには硬水が良い、反面、刺激も強い。栃尾又ラジウム温泉の硬度は、ゆっくりデトックスにちょうど良い。

前述した通り、栃尾又ラジウム温泉は「軟水」と「中程度の硬水」の真ん中くらい。つまり、優しくデトックスするにはちょうど良い硬度なのです。温泉によって、代謝が高まっている体にも、ぴったりのお水です(温泉です)。しっかりお水を飲んで、どんどん老廃物を大概に出していきましょう。

飲泉許可を得ている温泉は、殺菌などをしなくて良いため、温泉に含まれるミネラルを無駄なく摂取できる

日本で売られているミネラルウォーターは殺菌工程が義務付けられています。海外では逆で、ミネラルウォーターといえば、殺菌などもってのほかだそうです。国により、水への価値観と安全への配慮には違いがあるのですね。

それはさておき、飲泉許可を得ている栃尾又ラジウム温泉は殺菌工程を経ずに摂取することが出来ます。殺菌にも様々な手法がありますが、薬剤を使うものや煮沸などの工程の中で当然、元々含まれていた各種成分は分離してしまいます。

栃尾又温泉では、自然から湧き出たそのままの状態で飲泉出来ますので、温泉が本来持っている各種栄養素を体に取り込むことが出来るのです。

お水の殺菌方法や、日本と海外の違いについて、皆さんご存知「エヴィアン」HPにて分かりやすく紹介されています↓

http://www.evian.co.jp/water/type/02/

健康づくりに水分補給は欠かせません。特性を理解し正しく飲用しましょう。