梅雨は、おこもり湯治

道中に田植えの風景が広がり、どこか懐かしい季節となりました栃尾又温泉自在館です。
皆様いかがお過ごしでしょうか、若女将です。
6月と言えば梅雨、梅雨は「おこもり湯治」にぴったりの季節です!
巻末には梅雨の弱った体にやさしい、車麩を使った副菜レシピのご紹介もあります。

雨に濡れる葉っぱ

・梅雨は緑が活き活き

もうすぐ梅雨のシーズンですね。
人間にとっては過ごしにくい梅雨ですが、植物にとっては過ごしやすく一気に緑が濃くなる、そんな時期です。
栃尾又の植物たちも毎年この時期にグッと育ち、夏に備えています。

・梅雨こそ「おこもり湯治」

梅雨は雨で外に出れないからこそ、じっくり湯治に没頭できる季節です。
浴槽でそっと目を閉じて耳を澄ますと…雨や枝葉、湯口から流れる温泉、天井から滴り落ちる水滴の音。
音だけではなく、肌にあたる温泉、自分の呼吸に合わせて動く身体、植物の香り…たくさんの感覚にあふれていることに気が付きます。

ぜひ、梅雨の湯治もお楽しみください。

 

・車麩と春菊のお浸し

車麩のおひたし

「胃腸をいたわりつつ、むくみとだるさ対策」な組み合わせで、梅雨にピッタリメニューです。
【作りやすい分量】2~4人分
車麩…1枚 水でしっかり戻し、サッと茹で水をしぼり8~12等分に切る(写真のものは12等分)
春菊…1本 茹でて水に取り、3cm幅に切る
舞茸…2分の1パック 茹で、冷めたら食べやすい大きさにさく
つけ汁
だし汁150ml・醤油大さじ1・みりん大さじ1→鍋に入れひと煮立ちさせ冷ましておく

冷めたつけ汁に材料を浸し、冷蔵庫で2時間程度休ませたら完成
咀嚼が弱い方は車麩を戻した後、出し汁で煮込んでから冷ますと柔らかく食べやすくなります。(春菊・舞茸は繊維が多く、煮込んでも柔らかくなりにくいです)

各素材の健康効果…

車麩→ 胃にやさしく、出汁をよく吸うので、食欲が落ちる時期でも食べやすい。
春菊→ 香りで気分をすっきりさせやすく、だるさ・食欲低下対策に向く。抗酸化成分も多め。
舞茸→ 食物繊維とカリウムで、むくみ感や重だるさ対策をサポート。

身体を冷やしすぎないよう、食べる分を盛り付けたら少し常温に置いてから食べるのがお勧めです。
香りもその方が感じやすく、よりおいしく召し上がれます。
※時期柄食品が傷みやすいので、長時間の放置はお気をつけください。