「たくさん寝たはずなのに・・・眠た気がしない」

こんにちは、若旦那です。
栃尾又温泉で湯治をされる方から多いお声の一つが
「こんなにぐっすり眠ったのは、どれくらいぶりだろう」
というお声。
 
ぐっすり眠れていない方、割と多いようですね。
 
では、なぜ多くの方が眠っているのに、「眠れていない」と感じるのでしょう。
 

質の良い睡眠は「副交感神経」を働かせること

 
実は、人間には二つの神経には2つのモードがあります。
「交感神経」と「副交感神経」です。
※詳細は過去ブログをご覧ください
 
眠れていないと感じている方は、この副交感神経がうまく働いていない。
もしくは、働く時間が短い場合が多いようです。

寝たのに眠い 疲れがとれない

 
これは皆さん覚えのある方がおいのではないかと思いますが、
 
・寝る直前までPCやスマホを操作している
 
これは、副交感神経が働き出すのを阻害しやすい傾向があります。
できれば、就寝1時間前には画面から離れゆっくりお風呂に入ったり、
暖かいミルクや、紅茶を飲んだり。
 
神経をおやすみモードに導いてあげてください。
この副交感神経、自分の意思ではどうにもなりませんので。
気合でもどうにもなりません。笑
 
休まる環境を作ってあげなければならないのです。
 
特にオススメは、ぬるめのお湯をお風呂に張り、30分以上ゆっくり入浴すること。
ラジウム温泉でなくても、ぬるいお湯に長く浸かることは、副交感神経を働かせてくれます。
 
シャワーだけで済ませてはもったいないのです。
ちょっと水道代はかさむかもしれませんが、気だるい毎日を送ることを考えれば安いものと思います。
 
健康のために生きるわけではありませんが、
幸せに生きるために、やはり体の健康状態には気を使いたいものですね。
 
 

心と体をしっかり整えるために、副交感神経を機能させる

こんにちは、若旦那の星です。
現代人は副交感神経を機能させる時間が少なくなってきている。
というお話を前回しました。
 
数字的なデータがあるわけではないので、予想の域を出ませんが。
おおよそハズレてはいないはず。
 
さて、要は副交感神経をしっかりと使ってあげれば、消耗された体も心も元の状態に戻りやすくなる。ということ。
 
しかし、ここで厄介なのが、自律神経は自分の意思ではどうにもならない。
ということです。
 
おお、なんてこった。。。。
 
でも、大丈夫です。自分の意思では動かせなくても、副交感神経に切り替えることはできます。しかも、そんなに難しことではありません。
 
①昼寝をする
②昼寝でなくても目をつむってボーッとする
③ぬるめのお風呂に長時間入る(38度以下の低温浴)
④マッサージを受ける、または自分で揉み解す
⑤ストレッチをする
⑥お茶等の温かいドリンクをゆっくり飲んでほっこりする
※熱すぎたり、
 
日常生活でありえそうなのは、こんなところでしょうか。
一般的に「眠る」「休息」「リラックス」を連想させる行為は、ほぼ副交感神経へと働きを切り替えてくれます。
基本的には、筋肉を弛緩させ血流をよくする行為や、熱すぎない温度で体を温める行為は、副交感神経を働かせてくれる傾向があります。
マッサージを受けていて「気持ちいいな〜」と感じる瞬間はもう、スイッチが切り替わり始めていますね。
 
あとは、休む時間だと決めたら、スマートフォンとPCには触れないこと。
今やスマートフォンとPCなしの生活は我々にはありえないことです。
若旦那もスマホなしの人生なんて、もはやありえません!!!
無理!!!笑
しかし、暇があれば触れている状況では、私たちの体は一向に休めません。
※厳密に言えば私たちの「神経は休めません」ですが。
 
「私の体の神経たちよ!!さあ!休みたまへ!」
と、ダラダラしたり、昼寝したり、ボーッとしたり、お風呂に入ったりしてください(^ ^)自分の体と、神経達を、気遣ってあげてください。
そうすれば、体の神経達が
「よっしゃ!めっちゃ頑張って修復しちゃうぜ!」
 
と、私たちの体を勝手にメンテナンスしてくれますから。
お薬を飲んだりするのもまた一つの道ですが。
 
まずはしっかり、自分自身の体を大切に休ませてあげましょうね(^ ^)
一生懸命頑張るために、一生懸命休みましょう。
 
 
 
 
 

交感神経と副交換神経

おはようございます。若旦那です(^ ^)
今回は自律神経についての続きです。
 
自律神経が2種類に分かれることは、先日のブログにも書きました。「交感神経」「副交感神経」です。人間の自律神経は基本的に、この2つの神経が交互に働き体のバランスを保っています。大まかに分ければ、行動しているときの神経と、体が休んでいるときの神経です。

「交感神経」とは、
・活動をしているとき
・緊張をしているとき
・ストレスを感じているとき    
に、働く神経。
体の各機関が緊張し、血圧が高くなり血流も促進され、体の各機関が行動する準備をします。
「副交感神経」とは、
・休養しているとき
・眠っているとき
・リラックスしているとき
に、働く神経。
体の各機関が弛緩し、血圧も緩やかになります。体の各機関が休養をとる準備をします。
 
「交感神経」が働いている際には、体を消耗します。
「副交換神経」が働いている際には、身体を修復します。
※どちらにせよ、エネルギーは使います
 
そして、この2つの自律神経は自分の意識では残念ながらコントロールできません。ある一定の行動や外部からの刺激によってのみ機能するようになっています。
 
 
また、「交換神経」に関してはどうも強弱と、心地よいか心地悪いか、という違いもあるそうです。
例えば、気の合う友達と楽しいおしゃべりをしている時は、心地の良く感じ、体への負担もストレスも少ないケース。
反対に、嫌いな上司と会社で3時間会議をするなんて時は、心地よくもなく、ストレスも強く感じるケース。
 
本来、人間はこの2つの自律神経がバランスを交互に保ちながら生活しています。こんな感じで↓

このバランスが崩れたとき、身体の調子がおかしくなるわけですね。
 
今日はここまで。次回はさらに、交感神経と副交換神経について書いてみますね(^ ^)