貸切露天風呂「うけづの湯」、貸切風呂「うさぎの湯」「たぬきの湯」、大浴場「したの湯」「うえの湯」「おくの湯」
冬日和の雪見風呂で、年末年始のお疲れを、ぼ〜っと癒やして…日常に戻ります♨️
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湯治で心も身体も健康に
さあ、雪国の日課が始まりました。
先日はテレビ朝日さんに大雪の日に取材に来ていただきました。いや大変ですというお話をしましたが、よく考えてみれば、普通なんです。ニュースでは大雪だと報道されますが、普段降る地域からしたら、特段、普通。いつも通りです。
よく、お客様からも「大変ですねえ」「こんなところで生活してすごいです」と、お声かけいただきますが、住めば都とはよく言ったもので、これも、慣れです。
“栃尾又温泉の冬の日課 2022年12月23日” の続きを読む「ホルミシス効果って何ですか?」というご質問に、ざっと、3分程度でお答えしています。科学的な説明でなく、概要をサッと、簡単に話を掴みたい方は、どうぞご覧ください。詳しいお話は又別動画にて。
ホルミシス効果とは:ある物質が高濃度、大量に用いられた場合は有害であるが、低濃度、微量に用いられた場合は有用な作用をもたらすこと。
考えてみれば当たり前のことです。物質だけに限りません。大量か、微弱か、という言葉は言い換えれば「適切な」ということです。
マッサージは適切な強さで行うから心地よく、リラックスできます。強すぎれば、それは痛みに変わります。
トレーニングも、適切な負荷をかけるから筋肉が肥大します、負荷を間違えば、肉離れや、その他の怪我を負います。
お料理だって、適切な量の調味料だから美味しく感じる、入れすぎればそれはもう酷い味になるでしょう。
そう、物事には「適切」という尺度があります。ホルミシスも、端的に言えば、そんな考え方です。
日本では昔から、「休む」ことをあまりポジティブに捉えない傾向があります。
イメージしてください。Facebookやインスタグラムで、ダラダラと家ですごしている画像や、昼寝をしている動画、見たことありますか?
あまり見たことありませんよね?(赤ちゃんやペットがスヤスヤ寝ているのは見たことありますが)
人々にとって、「休む」っていうことは、積極的に共有したい対象ではないことだと認識されているように思うのです。ウチの父親なんかはまさにそうです。「休む」とは絶対に言いません。「〇〇に行ってくる」「ちょっと出てくる」と言って、サボっています。「休む」というのは、あまり胸を張って言ってはいけないと思い込んでいるようです。
私は、「休む」ことは、「活動する」ことと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なことだと思っています。
私たち人類の体の構造は基本的に約20万年とほぼ変わっていません。
しかし、情報量は比較にならないレベルで違います。
江戸時代の1年分の情報量、現代人は1日で脳に送っているそうです。
例えるならば、ファミコンで、PS4のゲームしようとしているようなものです。
現代人の疲れはほとんどがストレスによる「脳疲労」だといわれています。病気ではないが、体の調子がおかしいというのは、ほとんどが「脳疲労」の症状なのです。脳が情報を処理しきれず、疲労が蓄積し、自律神経系が乱れた結果睡眠不足や、頭痛などの症状が引き起こされます。
ファミコンとPS4はやや言い過ぎですが、初代iPhoneで現在のアプリを数個同時起動したらフリーズした。と考えてください。
そうしないためには、バックグラウンドのアプリを消してあげる、整理してあげる必要があります。今、私たち現代人には、そういう時間が圧倒的に足りないのです。常にアプリも起動しっぱなし、電源オフにもしない。耐え切れず弊害がでても不思議ではありません。
だから、休む、脳を休める、あるいは整理する時間を作ってあげる。こういった自分自身を整える時間をとることはとても大切なことなのです。
私たちの提案するのは「良い静養」の一つとしての湯治。↓詳細はこちらへ
https://www.jizaikan.jp/index.html
余談です
この動画は、高校生のスタッフが作ってくれました。若干17才。将来は絵を描く仕事に就きたいと、バイト代をはたいて10万年以上するiPadproを買ったそうです。
実は彼女にとって初めての、絵描きとしてのお仕事。若い人には負けていられません。そして、こうやって宿のことを表現してくれる若手がいることを、ありがたく思います。
ああ、旅館やっててよかった。
タイトルは、「休んでいいんだ、そしたらまた、頑張ろう」頑張る時は頑張る、一生懸命やる時は一生懸命やる、そして、休む時も、じっくり休む。休むことも、何かをすることと同じくらい、大切だ。
私達は、良いお休みを求める人のための、応援団だと改めて思いました。
・温泉分析表のpHってなんの数値でしょう
・温泉がアルカリ性か、酸性かを示す指標です
・高ければいい!と、いうわけではありません
・数値が高いほど「アルカリ性が強い
・数値が低いほど「酸性」が強い
・0ー14の数値で示される
・0は強酸性、14は強アルカリ性、8前後は中性
・基本的に入浴可能な温泉は8の中性から前後3〜4程度
・強酸性も強アルカリ性もどちらも性質は違えど、溶けたり、タンパク質が分解します
・アルカリ性の温泉は石鹸と似たようなクレンジング効果がある、ヌルヌルは皮膚の油が分離する際のもの
・酸性の温泉は殺菌作用があり、ヌルヌルは皮膚が少し溶けるから ・どっちがいいということではありません
と、いうお話です.
栃尾又ラジウム温泉 自在館のホームページ→https://www.jizaikan.jp/
季節の最新情報はこちら→https://www.facebook.com/jizaikan2211/
ラジウム温泉について→https://www.youtube.com/channel/UCMZE…
・ラジウムとラドンの違いとは?
・ラジウムは金属、ラドンは気体
・ラジウムが2000年の長い時間をかけて徐々にラドンに変化していく
・物質壊変の際に、放射性物質をだすという点では、同じ
・体内に取り込みやすいのは気体である、ラドンです
・ちなみにラジウムの前はウランという鉱物
・ウランは200〜300億年の時間をかけてラジウムへと姿を変える
・栃尾又ラジウム温泉も、厳密にはウランやラジウムの層を通る過程でラドンを含む温泉になると言われています。
・なので、厳密に言えば栃尾又ラドン温泉ですが、ここは100年以上親しまれている名称で。特に厳密な定義があるわけでも無いのです。
という、お話でした。
若旦那です。自在館では無料送迎バスを1日1本運行しており、予約をしていただくとご利用いただけます。浦佐駅の待合所にてお待ち合わせでございます。場所がご不安な方はこちらでご確認いただけますので、ご覧くださいませ。
温泉を楽しみ、より良くご活用いただければと思い、温泉の効果について少しずつ解説しています。各効果ごとに、短くまとめてありますので、空き時間に気軽にご覧ください。