放射線ホルミシスと糖尿病の関係

糖尿病とは何か?

糖尿病とは、血液中の血糖値が以上に高い状態。糖尿病単体でも意識障害などの症状を引き起こす可能性があります。又、間接的に体内の血管などを傷つける可能性が高まるため、他の疾患を誘発しやすくなってしまいます。

糖尿病の原因

糖尿病の原因はインスリンという物質が分泌されなくなる、又はうまく機能しなくなることが原因です。私達の体は活動するために糖分(ブドウ糖)をエネルギーに変換します。インスリンは摂取した糖分(ブドウ糖)を体の隅々まで運ぶ際に、鍵のような役割をしてくれるのですが、細胞という部屋に入るための鍵が「インスリン」です。

ブドウ糖はインスリンがないと細胞内に入れません

なぜ、インスリンが分泌されなくなるのか?

これには2つのパターンがあります。

1、インスリンを分泌する器官(主にすい臓)がウイルスなどで病気になる

これは、体内に侵入したウイルスなどが原因で全くインスリンが分泌されなくなるパターンです。突発的に、なってしまうケースが多く、生活習慣などはあまり関係ありません。外部要因で、膵臓自体が病気になってしまいインスリンを作れなくなるのです。

膵臓がウイルスなどで突発的に、病気になってしまい、インスリンを作る仕事が出来なくなってしまう・・・・

2、慢性的に糖が供給され、細胞が「もういいよ」状態になる。尚且つ、勘違いした膵臓が過剰にインスリンを分泌し、疲れ果てる。

これは、現代人の典型的な糖尿病に陥るパターンです。恒常的に糖を吸収しているため、細胞が「もういいっす!」となってしまう状態。供給過多ですね。そうなってしまうと、血液中にブドウ糖が沢山滞留してしまいます。すると、今度は悪いことに、膵臓が勘違いしてしまうのです「あれ??もしかしてインスリン生産量足りなくて、ブドウ糖、細胞に入れないんじゃね!?」と。「よっしゃ待ってろ!」と最初は沢山インスリンを分泌しますが、次第に疲れてしまいインスリンを分泌出来なくなります。これが、二つ目のパターンです。これは明らかに生活習慣が原因の可能性が高いです。

膵臓(すい臓)さんがもう無理っす状態になってしまう・・・・・悲しい。

糖尿病と活性酸素の関係

インスリンを分泌するのは膵臓です、その中のベータ細胞がインスリンというホルモンを分泌するということが研究で分かっています。また、このベータ細胞が活性酸素に非常に弱いということも分かっています。つまり、活性酸素が過剰に体内に滞留してしまうとインスリンの分泌量が減ってしまい高血糖状態になり易いということです。これが長期間続いてしまうと慢性的な糖尿病になるということです。したがって、糖尿病と活性酸素には密接な関係があるのです。

活性酸素の除去には、放射線ホルミシスが期待されている

放射線ホルミシスは「適度な放射線を浴びることは体にとって良い作用をもたらす」ことです。この場合では、放射線ホルミシスの効果の一つである抗酸化作用が大きな役割が期待をされています。放射線ホルミシスにより体内の活性酸素が現象する仕組みとしては、

1、低放射線を浴びる

2、細胞内の水分が分解、一時的に活性酸素が増える

3、その活性酸素を除去しようと、体が抗酸化系のスイッチを入れる

4、結果的に体内の活性酸素は現象し、正常な状態に戻る

以上が、簡単な仕組みですが、放射線ホルミシスは糖尿病の大敵である活性酸素を減少させる効果が期待できるそうです。

活性酸素と体の関係、ホルミシス効果が体にいい理由はこちら

そもそもホルミシス効果とは何か?

放射線ホルミシスを現代湯治で体感する

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心尽くしの料理ありがとうございます。素材を大切にした、一品一品には感動温泉と食はセットです。足浴を満たすだけでなく、健康を配慮したメニューに感謝です。photo by 栃尾又ラジウム温泉 自在館

放射泉は、体に害なのか?

放射泉は、浴びてはいけないのか?

放射線というと、チェルノブイリ原子力発電所や、東日本大震災での原発事故という私達にとって悲しく、辛い事件もあり「害悪である」というイメージが定着している。もちろん、強すぎる放射泉は体に害であり、便利な反面、私達の生活を根本から脅かす脅威になりえます。原発だけでなく、日本は広島、長崎の原子爆弾投下という悲劇の歴史を経験していることから、放射泉への認識は厳しい。しかしその一方で私達が理解しなければならないのは、地球上で人間が人為的に操作しない限りそのほとんど、いやむしろ全てと言ってもいいほど致死量に達する放射線量には達しない。もちろん、地球という人間が生きるにはこれ以上ない環境に限っての話で、宇宙では高密度の放射泉はあらゆる惑星、銀河に漂っていることを忘れてはいけない。

つまり、放射泉=「害」ではなく、地球上において人間が意図的に操作し、事故、あるいは人為的な敵意を持って使用しない限りは、ほとんどの場合「害」にはなり得ないということです。

自然界には当然、放射線は存在します

ちなみに、前段階として放射線を観測するために、いくつかの単位があります。北陸電力さんのHPもとっても分かりやすいので参考にご覧ください。

  • ベクレル (bq):放射性物質が放射線を出す能力(強さ)を表す
  • シーベルト(sv):放射線を受けた時の人体への影響を表す
  • グレイ  (gy):放射線のエネルギーがどれだけ物質に吸収されたか

特に、耳にするのはシーベルトです。人体への影響を表す指標です。

1シーベルト = 1,000シーベルト = 1,000,000シーベルトと、なります。

単位を間違ってしまうと、えらいことになりますので注意が必要です。

私達の身の回りには、ごくごく自然に放射線があふれています。主には宇宙から降り注ぐ放射線(宇宙線と呼びます)です。宇宙には強弱様々な放射線(宇宙線)が飛び交っています。強いものは、私達が想像もできないような単位の強さのものまであります。ヤバイ、とだけ言っておきます。私達の地球は、磁場の影響で宇宙線が人体に影響のないレベルまで減少して届きます。そのおかげで私達は、日頃放射線にさらされてはいますが、健康を害する放射線量を受けずに済んでいます。その他にも、地表・海・川には様々な放射性物質があります。その一つが、ラジウム鉱石、ラジウム温泉はこの鉱石を含んだ温泉ですし、ラドンという気体も存在します。これも放射性物質。そう、ラドン温泉はこれを含んだ温泉です。

ある著書「医師も認める!!美容&健康の最新療法」辰巳出版に寄れば年間の放射線の人体の影響は下記の通りです。※単位は全てミリシーベルト(mSv)

  • 10,000 :死亡確率100%
  • 3〜5,000:死亡確率50%
  • 1,000:10%の人に悪心、嘔吐、不調
  • 500 :抹消血中のリンパの減少
  • 250 :これ以下の線量では治療の必要な報告なし
  • 6.4 :世界で被ばく量の多い地域の年間量
  • 2.4 :世界の平均的な人の被ばく量
  • 1 :国際放射線防護委員会(ICPR)の定める年間被ばく上限
  • 0.05 :レントゲン写真1枚の平均被ばく量

ICPRについては、こちらをご覧ください 国際的な組織ですが、様々な意見が別れております。そもそも、私達は普通に生活していてICPRの上限超えてしまいますから・・・これから、ますます研究が進んで元明らかになっていくことと思いますし、私達自身で考えるあくまで一つの材料ときっかけと考えることが大切だと思います。

放射線自体が害なのではなく、要は「量」や「強さ」が肝心なのです。放射線に限らず、ほとんどの物質は多量に摂取すれば体にとって害となります。それは、放射線だけに限らないのです。

温泉水を飲むことのメリット、ミネラルウォーター、水道水との違い

皆さんが普段口にする「水」ですが、自在館に湯治に来られる方には水の代わりに温泉水を飲むことをお勧めしています。温泉水は、通常の水道水や販売されている多くの飲料水を比べてメリットがたくさんあります。もちろん、自然湧出の温泉である以上、デメリットも少しあります。

水分補給は健康づくりの基本

人間の体は、活動するために取り込んだ栄養素をエネルギーに変えます。その際に副産物をして老廃物が生成されるわけですが、老廃物が正常に排出されないと体は疲れを感じ、活動しにくい状態になります。老廃物が溜まってしまう要因は様々ありますが、日常生活で簡単に取り組めるか方法が、「しっかりと水分を補給すること」。水分補給が不十分だと、血液がドロドロになり、老廃物が排出されずらくなるばかりか、せっかく摂取した栄養素も細胞の隅々まで行き渡りづらくなります。結果的に体の不調は連鎖的に進んでしまうのです。

お水にも色々ある

水分補給といっても、様々な選択肢があります。水、お茶、スポーツドリンク、あるいはゼリータイプのもの。それぞれ場面や用途によって使い分けが大切ですし、趣向の品として楽しみ方も様々です。どれが良い悪いということはありません。自在館では、静養を目的とした湯治の方が沢山お越しになりますので、温泉水を飲むことをお勧めしています。

栃尾又ラジウム温泉は「軟水」と「中程度の硬水」の境目くらい

軟水と硬水、どちらがいいという訳ではなく、これらもメリットデメリット、あとは体質的に合う合わないがあります。軟水、硬水の特性は下記の皆さんご存知ウォーターサーバーメーカーの「アクアクララ」さんのHPを是非ご覧ください。とっても分かりやすいです↓

https://www.aquaclara.co.jp/lifehack/knowledge/difference/

栃尾又ラジウム温泉は、温泉分析表の数値上では「軟水」と「中程度の硬水」の間を行ったり来たりしています。測る時期によっても変わるのは、自然からの贈り物なので当然のことです。だいたい、こんなもんだ。程度に思ってください。ちなみに放射線を発するラドンの含有量も年によってかなり前後します。これは、ラドンは気体なので、計測するのがとても難しいということがありますが、やはり、地球は生きているので、人間と同じで多い時もあれば少ない時もある。そういうことだと思うのです。

デトックスには硬水が良い、反面、刺激も強い。栃尾又ラジウム温泉の硬度は、ゆっくりデトックスにちょうど良い。

前述した通り、栃尾又ラジウム温泉は「軟水」と「中程度の硬水」の真ん中くらい。つまり、優しくデトックスするにはちょうど良い硬度なのです。温泉によって、代謝が高まっている体にも、ぴったりのお水です(温泉です)。しっかりお水を飲んで、どんどん老廃物を大概に出していきましょう。

飲泉許可を得ている温泉は、殺菌などをしなくて良いため、温泉に含まれるミネラルを無駄なく摂取できる

日本で売られているミネラルウォーターは殺菌工程が義務付けられています。海外では逆で、ミネラルウォーターといえば、殺菌などもってのほかだそうです。国により、水への価値観と安全への配慮には違いがあるのですね。

それはさておき、飲泉許可を得ている栃尾又ラジウム温泉は殺菌工程を経ずに摂取することが出来ます。殺菌にも様々な手法がありますが、薬剤を使うものや煮沸などの工程の中で当然、元々含まれていた各種成分は分離してしまいます。

栃尾又温泉では、自然から湧き出たそのままの状態で飲泉出来ますので、温泉が本来持っている各種栄養素を体に取り込むことが出来るのです。

お水の殺菌方法や、日本と海外の違いについて、皆さんご存知「エヴィアン」HPにて分かりやすく紹介されています↓

http://www.evian.co.jp/water/type/02/

健康づくりに水分補給は欠かせません。特性を理解し正しく飲用しましょう。

「疲れ」がとれない、と感じている方へ。シンプルすぎて忘れてしまっている大切なこと。

充実した人生を過ごすために「健康」であることは、大切な要素です。

健康だからこそ楽しめるものが沢山あります。

しかしながら、「疲れがとれないな〜」「ちょっと体の調子が悪いな〜」と感じている方は多くいらっしゃいます。

先日、「疲れ」という感覚についての記事を書きましたので合わせてご覧ください。

「疲れ」とは、体が私達に「メンテナンスが必要だよ!」と、教えてくれるサインです。私達は栄養素をエネルギーに変えて活動します。その際に、各栄養素は他の物質に化学変化していきます。それらを老廃物と呼び、私達の活動にとっては不要な物質として体内から排出されます。

「疲れ」を感じているときは、この老廃物が上手く排出されず、細胞達の活動の妨げになっている状態です。細胞達が、「おーい!老廃物、出てってないよ!新しい栄養素も届いてないよ!これじゃ動きにくいから、なんとかしてくださいよ。もう。」って、言っていることでしょう。

栄養素が供給されず、老廃物が排出されない、原因の一つが血液の巡りです。血液は体の一番大きなインフラ、道路のようなものです。いくら栄養満点の食事をしても、老廃物の排出を促進してくれるサプリを飲んだとしても、道路が渋滞していれば届けることができませんし、出口に向かうこともできません。

そして血液の巡りが悪くなる大きな要因の一つが、水分補給不足です。私自身もこれを知るまでは、「飲みたい時に飲めばいい」程度でしたが、自分に必要な水分量を知ってからは、だいぶ意識して水分を補充するようになりました。割と知られていないのが、飲んだ量に対して、私達の体からはかなりの水分量が蒸発していくこと。尿や、目に見える量の汗だけではなく、知らぬ間に沢山の水分が蒸発して体から出ていきます。

わたし達の体は摂取した水分との均衡を保つ機能が備わっており、ほぼ同じ量が体から出ていきます。当然、摂取量が少なければ体外には排出されません。※特別暑い夏のシーズンや、スポーツ時は別です※

ちなみに、厚生労働省が推奨する成人男性の一般的な1日に必要な水分量は2.5Lとされています。1Lは食事、1.2Lは飲料、0.3Lは体内で代謝時に生成される水だとされています。

最近は朝食を軽めに済まされる方が多いと聞きますので、そういう方は、飲み水として摂取する量をもう少し多めに設定する必要がありますね。

また、これもポイント。きっちりと●リットル飲む!と決めるすぎると、続きませんし、疲れますので、一度500mlのペットボトルを1日で2本とちょっと飲む。くらいの気持ちで目安にしていただくとちょうど良い気がします。私も旅館で「だいたいコップ何杯くらい飲む」と決めています。この「だいたい」がミソです。気合い入れすぎてもダメです。笑

水を飲む。なんて、普通も普通ですが、ちょっと気をつけると疲れの感じ方が変わるかもしれません。ぜひ、知識の一つとして、お見知り置きを。

「疲れ」ってなんだろう?

疲れた、だるい、しんどい・・・・・。私たちはなぜ、疲れた、と感じるのか?
「疲れ」って、なんだ?3分程度で、お話ししています。

「疲れ」とは何か?

「疲れ」とは、様々な活動により、肉体的、精神的に不快感を感じている状態のことです。

なぜ「疲れ」を感じるのか?

 私たちの体は、活動をするために体内の栄養素を元にエネルギーを作り出します。その際に、エネルギーを生み出し不要になった老廃物が体の働きの邪魔をするのです。この状態になると、私達の体は「疲れた」と感じ、体に異変を知らせてくれます。「疲れ」は身体が私たちに異変を知らせるために発せられるのです。

「疲れ」を感じさせる老廃物

・二酸化炭素、尿素、尿酸、クレアチニンなどの含窒素有機物、種々の有機酸、無機塩などなどたくさんあります。細かくあげればキリがありません。そして、まさにこれからも科学が進歩し、新しい発見がされていくことでしょう。最近では活性酸素による、酸化ストレスが、疲れに大きな影響を与えるとされています。

「疲れ」を取るために

・「疲れ」の感覚は体内の老廃物が排出されると共に、体に必要な栄養が補充されることで改善されます。栄養が補充され体の機能が正常に行われると、私たちは「気持ちが良いな」「調子が良いな」と感じるわけです。

「疲れ」を否定せず、上手に向き合う

 先ほども述べたように、「疲れ」は体が私たちに異常事態を知らせるサインです。「疲れ」を感じること事態はとても重要であり、必要なことなのです。楽しいことをしていると感じない。好きなことをしていれば疲れいない。と感じる方の書籍などもありますが、前述の「ワクワクしている」状態は、ある種の興奮状態であり、脳が異常事態を「感じずらい」状態です。実際そういった機能が私達の体には備わっています。スポーツをしているときや、感情が高揚している際に脳がだすドーパミンや、βエンドルフィンがそのような作用を体に与えます。例えが少し悪いですが、脳に錯覚を起こさせるという意味では麻薬も同じ。気分はよくなりますが、実際に体の状態はどんどんと悪くなっていきます。前述のドーパミンなどが脳内麻薬と言われる所以です。そういった脳の働きや、体の仕組みを、感覚と実際に起こっていることのズレを知らずに振り回されるのか、自分自身で自覚しうまく付き合っていくかが、ポイントです。「疲れ」事態は至極当たり前の人間の感覚であり、「疲れた」と感じることと上手に向き合うことが大切だと考えます。

「疲れ」をとるための、引き出しをたくさん持っておく

 「疲れ」は誰でも感じる、とても重要な感覚です。「疲れ」と上手に向き合うために、いろんな選択肢を知っておくことはとても大切。1つだけでなく、色々と知っておいた方が良いでしょう。飽きてしまったり、そのこと自体がストレスになっても本末転倒です。また、「疲れ」に対して異常に過敏になるのも禁物、ほどほどに、適当に、が「疲れ」と上手く向きあつ秘訣かもしれません。

2人に1人がかかる病気で入院して10年。こちらには、何度もお世話になりました。食事内容、食材に皆様の思いが込められていました。元気にならなくては、、、、と思いながら通いました。過日、10年めの定期検診を「○」印で通過することができました。193

調理スタッフの皆様へ、2009年に2人に1人がかかる病気で入院して10年。こちらには、何度もお世話になりました。食事内容、食材に皆様の思いが込められていました。元気にならなくては、、、、と思いながら通いました。過日、10年めの定期検診を「○」印で通過することができました。ありがとうございます。毎日の食事に、取り入れさせていただきましたこと心よりお礼申し上げます。今夕の車麩の美味しかったこと・・・・「上麩」というとか、教えていただきました。今後ともよろしくお願い申し上げます。「食」が作る健康を続けて言ってください。 photo by 栃尾又ラジウム温泉 自在館