温泉+禅で、よりよい静養を

(2020年6月11日掲載→2023年1月5日更新)

「体」と共に、「心」も整える

「良い静養のためにできることはないか」私たちはずっと、このテーマについて考え続けています。その中で、温泉で体を整える、それとともに、心を整えるアプローチは出来ないのだろうか?

日本人と、禅は昔から身近な関係にあります。スティーブジョブズが禅、マインドフルネスをされていたことから、最近改めて注目されていますが、信仰という具体的な行動がなくとも、私達の風習や、現代の生活習慣の中で活かせることはたくさんあると思うのです。

私は、せっかくの湯治期間中に、少しでも日常生活の中で、健やかにお過ごしいただけるヒントを、自在館で提供できないかといつも考えています。そのひとつのアプローチとして、「プチ坐禅」を、宿として取り組ませていただいています。

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今日の湯治食 2022年冬

2022年冬 ある日の湯治食 寒い日は、ほかほかのホイル焼きを

外はびゅうびゅうと、音をたてて雪が降りしきっています。こんな日は温かいごはんがいい。ホカホカのホイル焼きと、じんわり染みた揚げびたし、ここには載っていませんがアツアツの野菜たっぷりけんちん汁。温泉に入って緩んだ、心と体に、じんわり届け~。

栃尾又温泉の冬の日課 2022年12月23日

雪国の冬の日課といえばこれです

さあ、雪国の日課が始まりました。

先日はテレビ朝日さんに大雪の日に取材に来ていただきました。いや大変ですというお話をしましたが、よく考えてみれば、普通なんです。ニュースでは大雪だと報道されますが、普段降る地域からしたら、特段、普通。いつも通りです。

よく、お客様からも「大変ですねえ」「こんなところで生活してすごいです」と、お声かけいただきますが、住めば都とはよく言ったもので、これも、慣れです。

こういうものだ、と思ってしまえば、生活の一部になってしまうのが人間の脳みそのすごいところ。また先日、取材の際に「雪国の秘境で生活するために大切なことはなんでしょうか?」的な問いを与えられました。が。応えはシンプル、「根気と体力、少しの諦め」とお答えしました。

なんと、取材のし甲斐のない返答。クルーの方たちごめんなさい。笑

特別ドラマチックなことはなく、これが本音の答え。

自然相手のことなので、頑張ってもどうしようもないことがたくさんあります。雪は掻けども、連日降り積もります。これはもう、諦めるしかしょうがない。毎日、コンコンと向き合う、根気、体力、あとは、出来る限り、面白おかしく愉快に捉えて過ごす事。

それで、割と山の中の生活は楽しめますし、特段、大変だと感じることもありません。旅館の仕事以外は、妻と若女将とギャーギャーと宿のことや、子育てのことで喧嘩をしたり、チビ旦那を迎えに行って、一緒に遊んだり、雪掻きをして、疲れて寝たり。

そして、今日もお客さんに、「良い温泉だった」、と言ってもらえれば、それ以上のことは必要ありません。

あ、嘘つきました。宿のスタッフと温泉を守れる程度の、収益は、欲しいです。笑

でも、そんなことを毎日毎日コツコツやっていっているだけで、ふと気づけば、春になり、夏になり、秋になり、また冬を迎えるのです。たぶんそうやって、毎日少しずつ、できることを積み重ねて、時代にバトンタッチしていくんだろうなと、思ふ今日この頃であります。

自在館 若旦那 屋根の上より

おまけ