少子化、未婚、子供減が深刻化・・・・本当にそうなのだろうか?これからの世界は。

今日はちょっと、いつもと違う話題です。この時期になると、会社のお付き合いもあり、様々な新年会、懇談会があり、そこでは行政の先生の皆さんが、

「日本、特に新潟県の人口減少率はヤバい」

「だから、住みやすい新潟県、そして若い人たちが安心して子供を産んで育てられる新潟を作りましょう」

と、ほぼこんな内容の話をいろんなところで聞きます。

そしてこの話を聞くたびに、

うーん、なんか違和感・・・・

 

と、思うのです。そもそも、日本なんて、どこで暮らしても、世界中のどこの国よりも、安全で安心な国でしょう?外国で暮らしたことはありませんが、戦争はしていないし、銃社会でもない。おまけに失業保険とかいうものまであり、仕事をしなくても最低限度の生活をする基盤が、私たちの国にはあります。贅沢しなければね。これ以上、どうするんだ・・・・・いや、確かに、上を見ればキリがないんでしょうけど。

今本当に、私達日本人も、世界中の人々も考えなければならないことは、人口増加だと思うのです。今この1秒で、約2.5人の子供が生まれています。そして、世界では1年間で約20万人、人口が増え続けていて、これからもっと加速すると言われています。

むしろ、日本の人口現象は世界の流れからしたら地球に優しい流れです。

だから、日本は出産を増やすというよりも、アメリカのように様々な国から人が集まる国を目指す方が、いいのではないかと思います。アメリカ愛国者ってことではないですよ、私。日本が大好きです。

だからといって、人口増加のスピードが緩やかになるわけではないですが、人口を増やさなければ経済が回らない→だから人口を増やそう→更に人口増加で地球の資源は急激に現象

ちょっと端的過ぎますが、この経済システムありきのスパイラルからは脱却する試みが出来るはずです。

成長を遂げるどの国も、必ず経済と人口の停滞期はやってきます。私達は、もっと広い視野を持って地球の未来を考えなければならいと強く感じます。

だからといって、私達個人に出来ることはごくごくわずかです。しかし、少しずつでも、考え行動し続けていきたいと、山奥で密かに思っているのです。

引用:ILLUSTRATION BY SHUTTERSTOCK